虫歯の予防

カイスの輪というものをご存じでしょうか？

歯が弱く、甘いものが好き、歯磨きをしない、この3つがそろってはじめて虫歯になります。しかし子供さんも含めて我々も甘いものを食べると幸せな気持ちになりますよね？だからこれを取り上げてしまうのはかわいそうです。では歯磨きはどうでしょうか？嫌がる子もいます。無理やり押さえつけて磨くのはかわいそうです。ではどうすればよいのでしょうか？歯の質を強くする必要があります。そのためには唾液とフッ素があります。唾液は１歳６か月まではよく出るのでそもそも虫歯になりにくいですがそれを超えるとむし歯になるリスクが上がっていきます。水分を取ることによって唾液が出るので、こまめに水分を取ることを推奨します。フッ素は毎日塗ることに意味があります。フッ素はなんでもいいわけではなくて子供では950ppmのものを推奨します。歯科医院で塗布するフッ素は約10倍の濃度なので、定期的に塗ることが大事です。第一大臼歯というご飯を食べる大事な歯があります。幼若永久歯といって、歯が生えかけの時が一番フッ素を取り込むことができます。それは6～９歳の間です。

この間が一番大事な時期です。乳歯は第ニ乳臼歯(奥歯)が大事な歯で、こちらは1歳半～3才が大事な時期です。ぜひ一緒に虫歯予防を頑張りませんか？